高精度と生産効率を両立する
最新鋭設備群
大明では、高精度な複雑形状加工と、段取り時間の劇的な短縮による短納期対応を可能にする、アマダ製の最新設備を多数導入しています。
パンチ・レーザー複合機:
高速加工と複雑形状の対応を可能にし、多品種少量生産から量産まで柔軟に対応する中核設備です。
プレスブレーキ、YAGレーザー溶接機:
YAG溶接機は特に歪みを嫌う精密溶接に不可欠であり、高精度が求められる医療機器や半導体製造装置の筐体製作を可能にします。
0.25mmの薄板溶接を可能にする、
YAGレーザー溶接機
医療機器や半導体製造装置向けの、歪みを嫌う精密な筐体。こうした高付加価値な製品を手掛けることを可能にしているのが、YAGレーザー溶接機です。
熱による影響を極限まで抑えることができるため、0.25mmという紙のように薄いステンレス板同士の溶接も可能にします。これは、他の溶接方法では絶対に真似のできない、私たちのコア技術の一つです。
「熟練技術者が引き出す
設備の「想定外」の性能
最新設備は「最高の道具」です。私たちは、機械メーカー(アマダ)も驚くような「想定外の使い方」で機械を使いこなし、その性能を最大限に引き出しています。 機械が「この数値で曲げろ」と指示しても、その日の気温や湿度、材料の微妙な個体差によって仕上がりは変わってきます。そこを補正するのが、長年の経験で培われた技術者の「指先の感覚」なのです。 この人の技術が、高精度の最後の砦となります。当社は、競合と比較して圧倒的に高い設備稼働率を維持しており、これは豊富な受注実績と、設備を使いこなす圧倒的な運用ノウハウがあることの証明です。
未来に向けた戦略的な設備投資
(溶接ロボット化)
日本国内の製造業が直面する人材不足の課題に対し、大明はDX推進を加速させています。半導体製造装置の需要増に備え、私たちは今後、溶接ロボットの導入を計画しています。 ロボット化により、現在人海戦術で対応している作業が1/3の時間で完了し、省人化・省力化だけでなく、作業の漏れやバラツキがなくなります。機械がルーティンワークを担うことで、ベテラン技術者は、人の手でしかできない高度な特化業務に集中できるようになり、全体としての技術レベルが向上する構造を構築しています。