素材の「声」を聞き、特性を最大限に引き出す加工技術

私たちは、カラー鋼板、ステンレス、アルミニウム、一般軟鋼など、様々な金属素材の加工に対応しています。それぞれの素材は、異なる特性、いわば「声」を持っています。その声を聞き、最適な加工を施すのが私たちの仕事です。

ステンレス(SUS)
医療機器の筐体などで求められる、歪みのない美しい仕上がり。ファイバーレーザー溶接技術がその要求に応えます。
アルミニウム(Al)
軽量化と強度を両立させるための、絶妙な曲げ加工のノウハウ。
カラー鋼板
表面に一切の傷をつけずに加工する、繊細な取り扱いと技術。

素材の特性を熟知しているからこそ、製品に求められる機能と品質を最大限に引き出すことができるのです。

素材の「声」を聞き、特性を最大限に引き出す加工技術

0.25mmの薄板も。歪みを許さないYAGレーザーと、強度を誇るTIG溶接

溶接は、製品の品質と寿命を左右する重要な工程です。私たちは、製品の用途とお客様の要求品質に応じて、最適な溶接方法を提案します。

ファイバーレーザー溶接
ファイバーレーザー溶接は、熱影響が極めて少なく、且つ溶け込みが深いため強度があり、極薄ステンレス板や、歪みを嫌う精密筐体(医療機器、半導体製造装置)の製作に不可欠です。熱変形を抑える溶接ノウハウと組み合わせることで、溶接後でも寸法が変わらない高精度な精密溶接を実現します。
TIG溶接
TIG溶接は、強度と美しいビード外観が求められる鉄道車両の内装パネルや、重要保安部品の製作で真価を発揮します。この分野では、特定の溶接資格を持つ技術者のみが作業にあたり、人命を預かる部品として、非破壊検査も実施します。

これらの技術を使い分けることで、あらゆる要求に応える高品質な溶接を実現しています。

0.25mmの薄板も。歪みを許さないYAGレーザーと、強度を誇るTIG溶接

薄板長尺加工の最大の課題「反り・歪み」を克服する独自ノウハウ

薄板長尺加工は、材料自身の重みや、加工時の熱によって、いとも簡単に変形してしまうため、非常に技術的なハードルが高い分野です。

私たちは長年の試行錯誤の末、この最大の敵である「反り」と「歪み」を克服するための独自のノウハウが詰まった治具を内製し、材料の固定方法や加工順序を徹底的に工夫しています。このノウハウは、言語化されにくい熟練技術者の知識の結晶であり、他社には容易に模倣できない、当社独自の競争優位性です。これは、ミクロンレベルの精度が要求される半導体製造装置の筐体などで、その真価を発揮しています。

他社が断る「薄板長尺加工」。長年の試行錯誤が生んだ門外不出の技術

VA/VE提案で品質向上とコストダウンを両立

私たちは、単に図面を受け取るだけでなく、設計段階から深く関与し、より良い製品作りのためのVA/VE(価値分析・価値向上)提案を行います。

お客様からいただいた図面で、この提案力こそが、当社が「言われたものを作るサプライヤー」ではなく、「ビジネスに貢献するパートナー」であることを証明しています。

コスト15%削減の実績も。品質と価格を両立するVA/VE提案
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設計段階からのご相談も、心よりお待ちしております。

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